天使と悪魔とデュポンサークルとアダムスモーガン

私は元々理系人間で物理や数学の明快な論理が好きで、文系科目の論理で全てを語れない部分を高校までは嫌っていたのですが、大学以降、京都と東京の言葉を含む大きな違いに衝撃を受けて(京都の女性にふられまくって)、地理と歴史と文化と社会と人間に強い関心を持つようになりました。

ワシントンDCにナショナルアーカイブスという、歴史上のモノを集めて展示している場所がありまして、大統領の歴史的瞬間が絵画になっています。それを見たとき、キリスト教の宗教画によく似ていたので、ああ、キリスト教って当然ながら欧州の歴史上の出来事なんだなと、身近に感じることが出来ました。

キリスト教は、事実に基づく人間の解釈と理想と誤解と願望のフュージョンだと思うのです。神話とは、そういうモノかなと。日本は長い歴史を持つのですが、古事記日本書紀などが現代に明確には生きていない。しかし欧米ではキリスト教が古典として生き続けていることが、両者の大きな違いです。

私は天使と悪魔とは、人間の持つ両面性だと思います。人間の悪魔性を確認する簡単な方法の一つは「ホテルルワンダ」という映画を見ることです。これを見ると、20世紀後半の現代社会で、こんな恐ろしい事件が起きてしまったという事実に戦慄します。


ということで、無茶苦茶発散しましたが、陽気で元気な場所と陰気な場所というのは、地球上に色々な形で、地理と歴史の制約を受けながら、偶然と必然に導かれて、現存していると思います。

アダムスモーガンとデュポンサークルが、ワシントンDC付近では、活気ある場所と言われていまして、久々に晴れたので、行ってみますと、地下鉄Red Lineのアダムスモーガン駅は、結構、しょぼい駅でレストランちょろっとあるだけ。しかし、ここから東の方へ歩いていくと、割と活気ある地域になります。アダムスモーガンから南へ歩くと、デュポンサークルなのですが、確かに、DC近辺では活気ある方でしょう。しかし、Paris, NY, Londonとは比較にならないほど、小さな規模です。今後も探索を続けますが、意外にDCって退屈じゃん、世界有数のインテリ都市のはずなのに。。

ジョージタウンも旧くて、いい感じでしたし、べセスダが歩ける場所で、いい感じ。シリコンバレーの歴史50年に対して、DCの歴史は200年あるので、もう少し探索続けてみます。


ところで、オバマとヒラリーの闘争はすごいモノありますが、以下のヒラリーの激しい攻撃は余波が大きいと思います。オバマ、恥を知れ!とのこと。世論はどちらを味方するでしょうか?オハイオでのディベートを固唾を呑んで見たいと思います。