オバマ、クリントン、テキサス投票前の第2回ディベートに関して

明日は第2回のディベートオハイオ州であります。その前に自分なりに整理してみます。米国には様々な対立軸があります。人種(白人、アジア系、黒人、ヒスパニック)、貧富、男女、老若、南北、東西、都市と田舎、保守革新、宗教、タカ派ハト派、政府の大小、これらのパラメータを複雑に取り入れながら、民主と共和が、票を争います。ロムニーは保守に人気がありましたが、マッケインは保守に人気がなく、しかしヒラリーは保守にもっと人気がない。ヒラリーが女性であること、オバマが黒人であること、ブッシュ父クリントンクリントン夫ブッシュ子ブッシュクリントン夫人となっては王朝の様だ、などの考えは大統領職に求めるべきが機能であるならば、レベルが低い気もするのです。オバマクリントンの命懸けの戦いを見ると、冷静な判断を私はしたいですが、しかし様々な人間の体験と利害と好き嫌いで、最終結果が出るわけです。

3月4日の投票日を前にして、10日前から事前投票が始まっているようです。しかし、明日のディベートは決定的に重要になるでしょう。第1回は比較的紳士的に終了しましたが、恥を知れオバマ!と言った直後のディベートですから、壮絶な戦いとなってもおかしくないです。オバマのヘルスケア対策は、下記のグーグルインタビューを聞くと、ヒラリーよりも過程がオープンで優れています。これを見ると、グーグルは明るいし、オバマも魅力あるし、米国の偉大さを感じます。