スミソニアン & Religulous

スミソニアンで、なぜ絵画は盗まれるのか?との無料講演あって、行ってきました。オスロかボストンでの事件で、被害額が約370億円だったか、数百億円規模の盗難事件が複数以上ありまして、監視カメラ、RFID、警備員などで予防対策中とのこと。ブラックマーケットがあるらしい。

その後、アメリカンアートと肖像画を見続ける。一年住んでから見る大統領の絵は、一年前より大きく理解進んだ気がします。レーガンJFK、ビルクリントンも人気あったのですね。しかし、トップはリンカーンらしい。あとは、ワシントンとジェファーソンでしょうか。リンカーン特集やってまして、人だかりしてました。

さて、iPhoneのアプリでフランス映画を発見しまして、これは行くしかないと、傍の映画館へ行ったところ、情報に誤りありまして、落胆しましたが、渋い映画館で、日本で言う単館上映を集めたような所とわかって、Religuliousという怪しげな映画を見ることにします。これは、主人公のコメディアンが、カソリックユダヤの両親を持ち、宗教に懐疑心を持ちながら、そもそも宗教ってわからんから、調べてみようというドキュメンタリータッチのコメディなのですが、結構、過激。バチカンユタ州イスラエルアムステルダム、フロリダなどで取材していくのですが、、宗教をシリアスに笑い飛ばす映画なのです。筋は理解出来たが、笑いの部分だけ、難しかった。少し笑えたのが、宇宙物理を専門とする宗教家って、ゲイのリパブリカンみたいじゃん?という台詞。

ところで、イスラム教徒って10億人いるらしいのですが、ユダヤ教徒って1400万人のみらしい。数的にはユダヤ教って、厳しい気がします。そうそう、リンカーンはクリスチャンだったけど、教会には行かなかったらしい。ということで、ユダヤイスラムキリスト教徒の戦いって、まあ私の理解を超えてまして、うーーーん、エゴと欲が強過ぎるんじゃないか?と思います。近代科学が発達するにつれて、宗教は廃れる気がするのですが、今のところ、未来予測出来ません。

というのも福音派上院議員とか、ブッシュ、ハッカビー(実は、サラペイリンも)とか出てくると、訳わからんので。政治と宗教は分離すべきだと、私は思うのですが、福音派は論外として、なお米国民は大統領としてキリスト教徒を好んでいて、ブッシュとか選んでしまったので。

未だよくわからんですが、勉強なりましたわ。この映画の趣旨に共感しております。勇気ある行為の様に思います。