英語、仏語、古代、腐女子、ボーイズラブ

私は夢とロマンも好きですが、実利を追う社会で、長く社会人をやってます。英語とフランス語を愛好していたので、英語圏では、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、シンガポール、香港、インド(これは怪しいか)、フランス語圏では、フランス、ベルギー、スイス、モロッコ、サンマルタン、サンバーツ(カリブ海)へ行きました。シンガポールと香港では土着言語が人工的に英語へ変遷した様子を理解して興味深かったです。英仏語を知ると、地理的には世界の半分を抑えられるため、実利を求める英語以外の言語では、私はフランス語がとても魅力あると思ってます。フランス語はアフリカでは英語よりも使えると思います。さて、英仏以外の国際言語では、スペイン語ポルトガル語に魅力あると思います。ドイツ語、イタリア語、中国語は国際的には使えませんが、ローカルな魅力には優れてます。個人的には、イタリア語と上海語サウンドに惹かれてます。

さて、言語に惹かれると、世界に興味を持つものですが(または逆も真か)、私は東京パラダイスが心から好きだったので、もう世界なんて、どうでもいいやと、若い頃の夢と野心を失って、パラダイス鎖国しつつあったのは事実です。何の因果かワシントンDCへ赴任することになって、悲しみと驚きもあったのですが、ここで日本を出ないと、一生出られないと思って、国を飛び出しました。DCまで来ますと、世界政治の中心地ですから、新聞を読むと、嫌でも世界中の情報が入ってきます。それで、上記体験から抜けているイスラエル、ディープアフリカ、中南米、中東、東欧、北欧、ロシア、アイルランドニュージーランド、南極、アイスランド、トルコなどに強い関心を持ってます。

空間的には、上記で大方網羅しますが、すると時間軸にも興味が出てきて、やれローマだ、ギリシアだ、中国と日本の古典に対して、興味が沸々と湧いてくるわけです。

一方で、それなりに日本語を知っている方なので、腐女子ボーイズラブとか言う聞き慣れない言葉と現象は、イコール、私の知らない新たな概念という興味と、その他の新たな言葉と同様に過去の焼き直しだろうか、という判断に揺れるのですが、今日は以下の腐女子ボーイズラブ解説番組を見て、正直言いまして、愕然としました。時代の変化に伴う、新たな概念と生き方の様に思います。番組で複数以上の腐女子が登場するのですが、それぞれリスクの高い人生を選んでいる部分もありまして、悩みを抱えながらも、熱意を持って、生き抜く姿に胸を打たれました。

何が言いたいかと言うと、世界も歴史も興味尽きることないのですが、私が見落としていた現代日本腐女子にも熱い精神があって、前者と後者に大きな違いはないどころか、むしろ後者が鮮烈で直視し、体験すべき今なのかと思ったのです。