人と機械のインターフェース

半導体は40年以上に渡って、微細化を続けていまして、その結果、PCは、見事に使える端末となりました。しかし、その進化のスピードに、人間と社会は追いつくことが出来ていない、というのが前回までの考察です。私は、iPhoneを使い始めて、約4ヶ月なのですが、iPhoneのよさは、マンマシーンインターフェースが優れていることだと思います。iPodiTunes、 デジカメ、電話、メール、ショートメッセージ、WebブラウザYouTube、グーグルマップ、株価、天気予報、メモを直感的に扱える点が、実に気持ちいいです。ネットワークも、WiFiを探しに行くので、実に快適です。すると、Appleの昔から変わらない特徴は、マンマシーンインターフェースに優れている = 体に馴染む使い易さにある、と言えます。WiFiの使い方、Appleストアの展開、洗練されたMarketingなどのPositiveなシグナルを受ける度に、Steve Jobsが過去の失敗をどう生かしているのか、どこまで快進撃が続くのか、大変興味深く思います。

ところで、Kindleを12月10日に注文したのですが、結局、明日配達される予定です。生産が追いつかなかったようです。これも、紙の本並みの読み易さがあれば、A;かさばらず、持ち運びが楽、B;検索可能、C;Distributionコストがゼロに近い、などなど、本質的な利点は多い訳で、どんな仕上がりか、大いに期待してます。Amazon上で、TimeとWashington Postとの比較があるのですが、Kindle配信用に加工してあるか否かで、評価が分かれている様です。