翔ぶが如く
宮崎県都城市に出張機会ありまして、その際、都城島津氏を博物館で知りました。なぜか、偶然、旧友の島津氏からもメールをもらったりしました。さて、そんな折「翔ぶが如く」を何となく購入して、読み始めた訳です。
これが、面白いのなんの!!個人的には「竜馬がゆく」を熱狂的に読んで、作者同様に読後興奮冷め遣らず、燃え尽きる程、集中興奮したので、それ以降の事は知りませんでした。竜馬と共にある時代を共有して、竜馬が使命を終えると同時に、その舞台から去ったと。
その後「坂の上の雲」を読みます。この面白さと興奮も独特のモノがあって、再び燃え尽きる程、集中して読んだのですが、今回読み始めた「翔ぶが如く」は「竜馬がゆく」と「坂の上の雲」の間にあります。西郷、大久保、山縣、伊藤、三条、岩倉、板垣、その他の死力を尽くした急造明治政府対旧士族との戦いは、実は「坂の上の雲」も綱渡りだったが、「翔ぶが如く」も綱渡りだったと知りました。
未だ2巻を読んだところですが、とりあえず、大久保の迫力と魅力に呆然としてます。
- 作者: 司馬遼太郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
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