ローカル性とグローバル性に関して

新聞、雑誌、テレビ、ラジオは、ローカルに根ざしています。土地、言語、レストランは地域と密接な関わりがある。

例えば、ワシントンDCのレストラン情報に興味を持つ日本人は、少ない。

私が米国でほぼ知ることなく、日本に来て気付く情報は、基本的に日本ローカル情報です。エドハルミ、数多くのお笑い芸人、Perfumeなど。

オバマに関する概説は、地球規模で共有されてますが、マッケインと、その前妻との歴史と、それがどう米国内で理解されているかは、米国ローカル情報だと思います。また日本のマスコミが報道しない細部は、やはりローカル情報です。

米国のお笑いは、日本とはちょっと違うのでしょう。英国ユーモアを、米国なりに発展?させたアメリカンジョークという分野がある様です。日本のお笑いのほうが、高度で、かつ仕事になっているのでしょうが、概して、アメリカのマスコミの方が、シリアスだと思います。

ビルオブライツ以降、マスコミは政治権力に対峙している様に思います。

日本のマスコミとお笑いは、面白いですが、結局、理念なき商業主義に走っていて、先行きは暗いという気もします。日本のマスコミと芸能界とは、日本のローカル性を象徴していると、これを書きながら気付きました。