ケベック旅行記

忘れないうちに簡単に書いてみます。

8月23日(土)
早起きして、ロナルドレーガン空港へ向かう。仕事の事が頭にあって休日モードに中々切り替えられない。昼過ぎにモントレオール着。カナダ人と雑談しながら、バスを待ち、バスで市内へ。予約済ホテルが満室と言われて違うホテルへ連れて行かれる。ネット接続環境悪い。やっと接続して簡単に仕事を終える。休日とは言えメールで繋がると半分仕事モード。その後、セントキャサリンを東へ歩くと、北米最大ゲイタウンであると、やっと気付く。激しい違和感あるが、別世界と言うことで、開放感もある。半ば怖いが、ビルの全面を使ったアートは凄い迫力。ビール持込の店で、素晴らしいフレンチを堪能。その後、ドラッグクイーンの店でショウを見て、ナイトクラブ梯子計画を立てるが、あっさり10時半頃、爆睡。

8月24日(日)
イタリアンを食べて、セントキャサリンを西に歩き、南へ下ると、中華街。結構、規模あって驚く。その後、旧市街の博物館を目指す。途中、道案内をしてくれた3人組が英仏スペイン語と片言の日本語をチャンポンで使う様子に感銘を受ける。旧市街では18世紀の市場再現ショウをやっていて、これも見応えあり。博物館ではフランスから見た北米という内容で、非常に集中して見る。勉強になった。中華街でベトナム料理を食べて帰る。

8月25日(月)
セントロワイヤルという小さな山を登る。途中、イタリア街を歩き、街の多様性に感心する。マギル大学を通りながら、マギル大学本屋で本を見る。教育は英語の模様。ただし、マギルでは。ビール飲んで、オイスターを18個食べる。ケベックシティ往復バスチケットを買う。Violette Noziereという映画を街頭で観る。20時半開始で、非常に寒かったが、結局、全て観る。驚いたのは、22時半から2本目としてヤングフランケンシュタインをやったこと。2本目を深夜近くに開始するのはすごい。

8月26日(火)
ケベックシティへ。バスで約3時間ちょっと。往復83ドル。初めて見るケベックシティは城壁に囲まれた欧州風の街で、とても美しい。ガバナーの道という河沿いの道を歩くが、非常に美しい。旧市街で食べまくって帰る。

8月27日(水)
ネット環境と安さと会話を求めて、ユースホステルへ行く。このユースはホストの一人が日本女性と9月に結婚するらしく、非常に親日的で親切。昼は博物館で再び歴史のお勉強。夜、工場の壁面?を使った大きなショウがあって、表現に関するフランス系の凄さを見せつけられる。

8月28日(木)
やっとネットに繋がって、午前はメールでおしまい。午後は別の博物館で再び猛勉強。8時からレミゼラブルを観る。終わったのは11時過ぎ。3時間は長過ぎ。フランス語も自分には難しかった。

8月29日(金)
美術館へ行く。ルーブルから借りている様で、なかなか。勉強になる。非常に混んで賑わう鮨屋(kimono)を発見して、駄目元でトライする。具が大きくて美味しい。バーで、娘をフロリダへ英語の勉強のため送り出す親子3人連れと、あれこれ話す。ケベックの人達は素朴で、よい笑顔の人が多い。

8月30日(土)
バスで再びモントリオールへ。隣のベルギー娘にあれこれ聞いて、少し嫌な顔をされたのか、喜んでくれたのか判断に苦しむ。前者か。ゲイタウンでパスタとエスカルゴを食べて、セントキャサリンを一路西へ。中華、韓国、タイ、ベトナム料理などエスニック料理が氾濫していて、楽しい。街中でパーティの様相。夜は街頭映画にはまる。MON NOM EST TSOTSIというやつで惹き込まれる。面白い。その後、怪しいケベック男に話しかけられて、初めイカレタ男と思って警戒したが(隣はゲイタウンだし)、飲みへ行く。彼のルームメイトを呼び出し、あれこれ喋る。非常に明るい、いいやつで、かつ、かなり頭の良い男の模様。トモミという子に「自由奔放!!」と良く言われたとのこと。英語とフランス語を好い加減にチャンポンして会話する。モントリオール最高。

8月31日(日)
早起きして、バスで空港へ。昼過ぎにDC着。非常に晴れていて、なんとなく再出発モード。アメリカ大陸は夢と希望と野心と再出発の街と認識を新たに出来た有意義な旅でした。