メディアについて再び考える

米国内に限ると、メディアは古い順に、新聞、映画、ラジオ、テレビの様である。新たなメディアは、当然当初は歴史がなく権威がないので、旧メディアに批判されるが、人気が高まり認知されるにつれて、権威となっていく。従って、インターネットという新メディアは、従来の全てのメディアを飲み込んで行く、という考えを得ました。何しろムーアの法則に従って、コスト下がって、表現力とデータ量とコミュニケーション力は、純増ですから。

新聞、雑誌、映画、ラジオ、テレビ(つまり、テキスト、画像、音声、音楽、動画)全て、インターネットが新たなプラットフォームとして飲み込んで行くことになる。しかし、新聞、雑誌、映画、ラジオ、テレビがなくなるわけではなく、必要な機能は残る。しかし、単なる音楽のDistributionは、iTunesに吸収される。音楽で一番大事なのは、ArtistとAudienceと、それを繋ぐ仕組みになります。ネットでReplace可能な機能は、プラットフォームに吸収される。

一方で、情報の価値や、批評や評価の価値は、従来同様に重要であり続ける。当たり前過ぎて、面白くない?