たまったワシントンポストを必死で読む

出張が続くと、せっかく日課のように片付けていた新聞が溜まってしまい、読むか、捨てるか、迷うのですが、読み捨てるようトライしてます。日本語だと斜め読みも可能なのですが、英語では、私の場合、困難。そこで、ボトムラインだけ読むなど、色々と工夫してます。

さて、面白い記事だと思ったのが、共和党は、レース初めに、実はジュリアーニトップランナーだったのです。しかし、どんどん支持率を下げて、ダークホースと見えていたハッカビーやマッケインに抜き去られてしまうのです。共和党候補のレースを真剣に見ていれば、潮の変わり目など、わかるのでしょうか?なかなか予想出来ないレース展開だったと思います。

通勤途中のラジオを聴いていると、米国人でも候補者選を真剣に追うのは、困難であることが「私は引退して、初めて真剣にフルタイムで選挙を見ているのだが」とか言う、ラジオ局との対話で理解出来ます。今日のラジオでは「戦争も景気も私にとっては、どうでもいいんだけど、不法移民をなんとかして欲しい。私は、生まれも育ちもカリフォルニアなのだけど、最近、友人が2人も職を失った」という口調からおそらく初老の女性がワシントンなんとか、というラジオ局と、討論するのです。国を挙げて、候補者、メディア、支援者、その他が大騒ぎして、討論を通じて、大統領を選ぶという手続きは、かなり優れていると感じております。


超火曜日を前にして、共和党ジュリアーニ民主党ジョンエドワードが、レースから降りてしまう辺り、囲碁や将棋の投了に似ていると思いました。それと、フロリダではマッケインとヒラリーが勝ったのですが、ヒラリーの勝ちは、カウントされないなど、非常に不可解な仕組みです、私にとっては。