松坂、ボストン美術館、ハーバード、フランス、オランダ、その他

Dear friends who used to study in Boston,

昨夜は、レッドソックス対レイズ@タンパ、フロリダ。レッドソックス1勝、レイズ3勝。1勝は松坂によるものなので、2度目の松坂に嫌でも期待は高まる。レイズの先頭打者は岩村。ヒット許して、その後あっさり2ラン浴びる。3回にも2ホームラン浴びて、計5失点。レッドソックス2番手は岡島。3番手以降が再び打たれて7回裏で0対7。さすがに負けたと思うしかないが、、ボストニアンは明るく歌を歌うぜ!!野球は筋書きのないドラマだし、9回2死からとは言うけどさ、やっぱ無理だろうと思ってました。ここから球史に残る大逆転劇が始まるのです。それまで凡退の山を築いていたのに、1点返した後で、2人を塁に置いて、シリーズ打率1割以下の3番打者(大戦犯)が、まさかの目の覚めるような3ラン!!!

続く8回裏に2ランで、6-7まで詰め寄り、更に1点取って、同点。もう7回以降は総立ちのコンサート状態。9回に再び3番打者に打順回るもスイングアウトの3振。しかし、エラーで2塁まで進んだ4番打者を見事ヒットで返して、8-7でサヨナラ勝ち。あっぱれボストン。松坂も守備のファインプレーが2つあって、負けなかったところを称えたい。自分より年下のプレイヤーでは、やはり松坂と中田の2人でしょう。極限状態まで戦う姿は美しいを超えている。それと、最後まで諦めなかったレッドソックスとそのファンが奇跡を可能にしたのだと思う。

で、ハーバード美術館とボストン美術館、行きましたわ。ボストン美術館は世界4大というから(ルーブル、メトロポリタン、エルミタージュ、ボストンだって)期待は高まるが、期待以下。もちろん凄いことは確かだけど、プラドの方が充実してると思います。ハーバード美術館は小さいながら、ピカソゴッホセザンヌ、マネ、ゴーギャンマティスロートレックポロック、白と青と赤を水平と垂直に組み合わせる有名画家(モンドリアンだっけ?)、日本中国ギリシャローマインドオランダスペインイタリアフランスドイツアメリカ揃えてる訳で、期待以上。

友人推薦レストランを律儀にトライして、フォーシーズンズのフレンチに行くが、貸切で断念。Dali'sというハーバードはずれのタパス屋行きました。楽しいレストランで最高でしたが、本場の方が安くて美味しかったかな?!

もう大学とは縁切って(正確には切られて)久しいから、ハーバードも、どうでも良かったんだけど、行ったらば、ここは幻想を持つに足ると思いましたよ。大学生ピカピカ。東大キャンパスは、ここのコピーかな?なにせ、街とキャンパスが美しい。


アメリカを歴史ないと言う連中は、思い違いをしている場合も多少あると思っていて、新フランス(現ケベックシティ)、新イングランド(現ボストン)、新オランダ(現ニューヨーク)、ヴァージニア、江戸は揃って400年の歴史。歴史の密度ではアメリカでしょう。ボストン訛りって、やっぱ英国英語に近いのですよね?Dali'sで聞こえた英語は英国英語だった気がする。

米国英語は、気取りなくて、フレンドリーなところがすきだけど、日本人のソータとかカインダとかの冗長英語を聞くと、人物の中身のなさを感じて、嫌な気分になります。私もなるべく、ユーノウとか言わないようにしよう。ちなみに綺麗な英国英語は短縮形を使わないらしい。

そんな感じで、ボストン堪能しましたわ、サンクス、フレンズ。