好きを貫くには?

梅田さんは好きを貫けと言いますが、それが簡単ではないことを、小飼弾氏は指摘しています。結局、世の中の仕事は、やりたいこととやるべきことに、引き裂かれるわけでして、可能な限り、やりたいことを優先したほうが士気も動機も高いですが、それで全てが回るわけではないと、漱石草枕の冒頭で書いてます(確か)。

梅田さんも小飼さんも、好きなことを出来たほうでしょうが、多分にインターネットとの幸運な出会いがあった、という側面が大きいと推測してます。

梅田さんの本を多数読む以前に、私は今北純一氏の著作を永く読んできました。一般に海外で活躍するビジネスマンが、日本と海外ビジネスを比較して、論じる、というジャンルは永く栄えてまして、私見では、梅田さんは今北さんの後継者です。Foresightの連載欄を継いだだけかもしれませんが、そのような表現が可能だと思います。

さて、なぜ、こんなことを書いているかと申しますと、私はこのBlogを地味に開始しながらも、インターネットと経済の関係を考察して行きたいと思っているからです。それには、リアルタイムの事柄を扱いながらも、過去の著作についても、多少引用する必要があると思っています。

私が現在惹かれているのは、池田信夫小飼弾佐々木俊尚原丈人梅田望夫宮嶋茂樹大前研一などで、
過去よく読んだのが、今北純一、立花隆、若き数学者のアメリカを書いていた藤原正彦バカの壁を出す前の養老孟司などです。

ついでに書きますと、養老孟司藤原正彦がベストセラーを出すとは夢にも思わなかったのですが、
梅田さんがベストセラーとなったことも大変な驚きでして、というのは一般受けするような内容を、
皆さん書いていなかったと思いますので、、

私は、小谷野敦氏は、更にラジカルに言いたい放題を、小学生にわかる言葉で書けば、
スーパーベストセラーを出せると、思っております。